豊橋市北山町の書道家浜野龍峰さんと、ペルーに住む浜野さんの弟子の4人が8日、豊橋市役所を訪れ、山西正泰教育長に15~24日に富山市で開く書道展をPRした。
浜野さんは2000年以降、書の文化を世界に広げようと定期的に海外で活動しており、南米へは14年から訪問を続けている。ペルーにはたびたび行き、ワークショップを開催。現地の人たちが書道を楽しむ「ふれあい書道クラブ」が誕生した。
展示会は浜野さんが主宰する「樹人会」の第32回書展で、富山市ガラス美術館で開く。ペルーからは16人が出品し、うち高橋亜奈さん、伊佐保安さん、津嘉山寿江さん、ラミレス太仁安さんが来日中で市役所を訪問した。
4人は展示する漢字で書かれた掛け軸を山西教育長に披露し、記念撮影した。山西教育長は「とても字がうまい」と感心した。
浜野さんは、1899年に「佐倉丸」に乗ってペルーに渡った約790人の名前を書いた作品を展示する。「海の向こうで書に取り組む人がいることを、展示会を通して伝えたい」と話す。また展示会は浜野さんの師匠である福瀬餓鬼さんの米寿祝いを兼ねており、ゆかりの地の富山で開催。作品も並ぶ。
【竹下貴信】