蒲郡市が県内初のエコプロアワード優秀賞に

2023/09/16 00:00(公開)
主催団体からの受賞についての通知書類を持つ推進室メンバー=蒲郡市役所で
官民一体「サーキュラーシティ」推進評価

 蒲郡市は一般社団法人「サステナブル経営推進機構」主催の「第6回エコプロアワード」で、循環経済をまちづくりに組み込み、積極的に推進する都市「サーキュラーシティ」の取り組みが評価され、優秀賞に選ばれた。県内では初。
 2016年度まで環境負荷の低減に配慮した製品やサービスなどを表彰してきた「エコプロダクツ大賞」の理念や実績を継承しながら、さまざまな社会経済の変化を視野に、18年度に刷新した表彰制度。選考委員会と審査委員会が審査して「大臣賞」「優秀賞」「奨励賞」を決める。
 市は21年から、サーキュラーシティを目指すと表明。推進室を立ち上げ、「メルカリ」や市内外の事業者と協力してSDGs(持続可能な開発目標)の推進、実証実験などに取り組んでいる。今回は全国の自治体や事業者から計43件の応募があった。蒲郡は、これまでの活動をまとめて紹介した「官民が共創したサーキュラーシティの形成」というエントリーで選ばれた。
 サーキュラーエコノミーについて、行政の立場で21年という早い段階で表明している▽市民や企業と連携しながら、官民一体で取り組んでいる▽日本のサーキュラーシティの形成の手本となりえるプランニングがなされている-など、今後の注目度や展開も期待できると評価された。
 鈴木寿明市長は「これからも、市民や市内事業者とともにサーキュラーエコノミーを推進していきたい」と話した。表彰式は12月。
【林大二朗】
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