豊橋で「いいばしょ渡船ミニ村祭り」

2023/10/01 00:00(公開)
軽食を販売するイレネさん㊧=牛川の渡しで
 「いいばしょ渡船ミニ村祭り」が9月30日、豊橋市牛川町の「牛川の渡し」や桜丘高校のビオトープなどで開かれた。ギターや太鼓の演奏、舞踊の音楽ステージ、近くの畑で採れた野菜や軽食の販売などがあった。
 障がい者や外国人の就労支援をする「リボーン」の鈴木麻莉代表が、地域住民、企業、学生らの交流や挑戦の場にしようと企画した。祭りに関わる人々は「村人」と呼ばれ、年代や国籍はさまざま。音楽ステージの司会に初挑戦した小学生、母国の料理を知ってほしいと軽食を振る舞うブラジル人など、一人ひとりがチャレンジして、自己成長につなげる。
 32年前に来日したテルヤ・イレネさん(71)は、料理に興味があり調理、販売の免許を持っていたが、長年使っていなかったという。数年前に「リボーン」に出合い利用者になってから、マルシェでブラジル料理を作って販売するようになった。この日は、コロッケに似た家庭料理「コシーニャ」やニンジンケーキを出した。「おいしいと言われるとうれしい」と笑顔を見せた。
 司会に挑戦した旭小学校6年の渡辺円香さん(12)は「せりふを覚えるのが難しかったが、みんなの前で話せるのは楽しい」と語った。
【北川壱暉】
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