豊橋市がガバメントクラウドファンディングスタート

2023/10/03 07:35(公開)
 豊橋市は2日、整備を進める市動物愛護センター(仮称)に関連し、ガバメントクラウドファンディング(GCF)に取り組むと発表した。合言葉は「殺処分のないまちを目指して」。3日から12月末までの期間中、1100万円を目標にする。寄付金は、保護された犬猫の飼育環境の向上と譲渡の推進のため、動物用医療機器や医薬品などの購入に充てる。
 市は中野町でセンターの建設計画を進めており、2025年度の開所を目指す。鉄筋コンクリート平屋建ての1000平方㍍の建物を建設、犬20匹と成猫40匹、子猫60匹が収容できるようにする。キーワードは「命を育む・つなぐ・守る・支え合う」。
 GCFは、自治体などが集める寄付制度。行政が抱える問題解決のため、寄付金の使い道をより具体的にプロジェクト化し、共感した全国の人から募る。近隣では、豊川市が地域猫活動の不妊去勢手術代を補助するために過去2回、GCFを実施。総額700万円を集めた。
 寄付は「ふるさとチョイス」の豊橋市のプロジェクトページ=QRコード=から。返礼品はない。一方、市内在住の人も「ふるさと納税」に該当するため、寄付金税額控除を受けられるメリットがある。
 浅井由崇市長は「動物愛護センターの整備は、市の動物愛護事業の新たな一歩。温かいご支援を」と呼び掛けた。
 問い合わせは豊橋市生活衛生課動物愛護グループ(0532・39・9121)へ。【山田一晶】
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