東栄で「あいち伐木競技会」

2023/10/19 00:00(公開)
「丸太合わせ輪切り」に挑戦する豊根森林組合の宇治誠也さん=いずれも東栄ドームで
 林業技術の腕を競う「あいち伐木(ばつぼく)競技会2023」が18日、東栄町本郷の「東栄ドーム」で開かれた。
 林業の魅力発信や新規林業就業者確保を目指す初めてのイベント。新城市と東栄町、豊根村、岡崎市、豊田市の三河地区の森林組合や建設会社などに12団体に所属する15人が出場した。「丸太合わせ輪切り」と「伐倒」の2種目で競った。
 輪切りは上向きと下向きに傾けて設置した丸太を垂直に切り出して段差がない輪切りができたかを、伐倒は立木に見立てた丸太を定められた方向へ正確に切り倒すために受け口と追い口を切り出す技術を競う。
 選手は慎重に動作を確認しながら丸太にチェーンソーを入れた。競技団体「日本伐木チャンピオンシップ」(東京都)の審判員が審査した。選手に改善点を指摘する場面もあった。
 新城森林組合の岩下眞伍さんは「普段は少人数で作業するため、緊張しました。技術を習得する上で大会の意義はあります」と述べた。
 初代優勝者は岡崎森林組合の大井宣志さん。「東栄チェンソーアート世界大会」の元チャンピオンの太田貴之さんが現地で制作した木製トロフィーを受け取った。
【安藤聡】
出場者に改善点を指摘する審査員
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