マドレーヌで日仏交流、蒲郡でパーティー

2023/10/24 00:00(公開)
蒲郡を見た印象を話すレフェーブ市長㊨と壁谷さん=ホテル東海園で
地元出身の壁谷さん、発祥地のコメルシー市長を招く
 
 蒲郡市出身で洋菓子職人の壁谷玲子さんは22日、フランスのコメルシー市のジェローム・レフェーブ市長夫妻を招いたサンセットウエルカムパーティーを「ホテル東海園」で開いた。同市は洋菓子「マドレーヌ発祥地の地」。
 壁谷さんは公認マドレーヌ大使。2017年にコメルシー市を訪れ、城や街並みなどの風景に感動し、レフェーブ市長に手紙で思いを伝えた。これがきっかけで、19年にコメルシー市から大使に任命された。
 レフェーブ市長に蒲郡市への来訪を勧め、実現した。この日、東京や大阪、京都から50人が出席した。鈴木寿明市長も駆け付けた。
 参加者は三河湾に沈む夕日を見ながら、壁谷さんが手作りした本場のマドレーヌを楽しんだ。レフェーブ市長はコメルシー市を紹介し、おいしいマドレーヌの食べ方を教授した。壁谷さんとの対談で、蒲郡の印象などを語った。
 23日は、壁谷さんとレフェーブ市長、妻フローレンスさんが市役所に鈴木市長を表敬訪問した。地元の「油菓子」を食べながら、互いの市の魅力を話し合った。また、海辺の文学記念館の見学や市立三谷小学校児童と交流した。
 レフェーブ市長は「蒲郡は美しい町で、落ち着いた雰囲気で良かった。交流を続けていきたいと思う」と笑顔で話した。
 壁谷さんは「マドレーヌを通して、蒲郡とコメルシーの友好が深まったと思います」と述べた。
【林大二朗】
油菓子を食べるレフェーブ市長とフローレンスさん㊧=蒲郡市役所で
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

虹の森 住まいLOVE不動産 藤城建設 さわらび会 光生会 蒲郡信用金庫
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国