県道設楽根羽線の一部区間が開通

2023/10/28 00:00(公開)
部分開通した県道設楽根羽線(右側が小松地区)=設楽町で
 国土交通省中部地方整備局設楽ダム工事事務所が整備している県道設楽根羽線の田口―小松間の約700㍍が27日、供用開始した。ダム建設に伴い、既存路線が湖に沈むことから新しいルート(付け替え道路)を整備している主要4路線の一つ。部分開通したのは初めて。
 田口と長野県根羽村を結ぶ道路のうち田口―八橋地区4・8㌔区間の一部。2013年8月の着工以来、田口の国道257号から小松地区までを結ぶ区間を工事していた。高さ36㍍の才ノ神橋など2本の橋を設けた。歩道を含む幅5・5㍍の1車線道路として暫定的に通行できるようになった。
 従来は小松地区との行き来は国道の坂道にあるU字カーブを通行しなければならなかった。新しい道路はまっすぐで高低差がない。生活道路として利用しやすくなる。
 午後2時、「走り初め」の式があった。工事事務所の田中康寛所長は「付け替え道路として初めて供用できた。他の道路も開通に向けて頑張っていく」とあいさつした。久保田美智雄副町長は「建設に協力し、移転した住民もいる。一日も早く全線開通できるよう願います」と述べた。
 町内ではほかに、国道257号、県道瀬戸設楽線、県道小松田口線の3路線の付け替え道路建設が進められている。
【安藤聡】
走り初めには町マスコット「とましーな」も同乗した=同
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

さわらび会 住まいLOVE不動産 虹の森 蒲郡信用金庫 藤城建設 光生会
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国