時習館高校130周年フォーラムとセレモニー

2023/10/30 00:00(公開)
講義する寺田校長=時習館高校で
 県立時習館高校の創立130周年記念フォーラム「JISHUKAN OPEN ACADEMY 2023」と記念セレモニーが29日、校内で開かれた。同窓生ら約800人が集まり、旧交を深めた。
 記念フォーラムは各界で活躍する32~51回生と、PTAから選ばれた講師の計24人が自身の専門分野で語った。一般も参観可能で、各教室では立ち見も出るなどの人気だった。
 寺田安孝校長は「新・時習館2026~中高一貫校と国際バカロレア~」と題し、中高一貫校となる時習館をどのように変えていくのかについてビジョンを示した。少子化で定員割れが珍しくない今、福江高校の校長時代の「潮風教室」の設置、御津高校の校長時代の外国籍生徒を中心とした多様な子どもたちに対応できる幅広い学びの体制の導入など、教育に対するニーズを満たすことの重要性を説いた。
 併設中学校を魅力的にするには、魅力的で特色ある高校作りが必要であるとし、国際的な大学入学資格が得られる国際バカロレアの導入などを例として「100年後も伝統が続く学校にしたい」などと語った。
 フォーラム後の記念セレモニーでは体育館に同窓生らが集結。吹奏楽部のオープニング演奏や、記念酒「われら時習館」、ビアグラス、トートバッグなど周年記念グッズの紹介、「部活動盛り上げ隊」の報告などがあった。
【岸侑輝】
吹奏楽部のオープニング演奏
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