中学生が起業や金融学ぶ TOYOSHIN STARTUP SCHOOL

2023/10/31 00:00(公開)
最初のアイデア会議=CLUEで(提供)
 豊橋信用金庫はこのほど、東三河と湖西地域の中学生が金融や経済、会社の仕組みを学ぶ早期起業家教育プログラム「TOYOSHIN STARTUP SCHOOL」を豊橋市駅前大通1の「MUSASHi Innovation Lab CLUE」で開いた。中学生以下のスタートアップ教室を信用金庫が主催するのは全国初。
 14~15日に開かれ、30人が受講した。プログラムは、豊橋信金事業支援部の西郷鎮廣次長が講師で進行。会社の設立から市場調査、商品企画、資金調達、材料仕入れ、商品製造、広告、販売、決算までをグループ活動を通じて体験した。
 参加した中学生は、愛知大学や豊橋創造大学の学生たちのサポートを受け、「豊橋をPRできる地球に優しいグッズ」のアイデアをビジネスプランにまとめ、豊橋信金職員にプレゼンテーションした。プランをより良くするヒントをもらい、事業計画を見直した。最後は模擬通貨を使い、販売、決算まで取り組んだ。
 2日目には起業家の講演があり、地元で活躍する種田憲人さんが登壇し、起業までの経緯や活動、大切にしている考え方について話した。豊橋市の地方創生アドバイザーで「PR TIMES」社長の山口拓己さんが「成功」「幸せ」「夢」「仲間」のキーワードで、中学生にエールを送った。
 参加者からは「みんなと協力して一つの目標に向かって頑張ることができて楽しかった」「初めて会った仲間と協力できてうれしかった」「会社づくりの流れや、融資のお願いなど、経験したことないことが学べた」などの感想が出た。
【山田一晶】
商品とポスターづくり(同)
愛知大学と豊橋創造大学の学生がサポートした(同)
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