「強い」中地区首位のフェニックス

2023/12/05 00:01(公開)
10月の月間MVPに輝いたクラーク選手
 「強い」。今シーズンの三遠ネオフェニックスの評価は、この一言で良い。シーズン序盤であるものの、5日の時点で16戦14勝2敗、最大8連勝。順位は中地区で首位と掛け値なしに素晴らしい成績だ。強さの裏側をSAN-ENアンバサダーの鹿毛誠一郎さんに聞いた。
 「大野HCが煮詰めてきた戦略や考えを理解し体現できる体制が整った。選手同士の絆が強く、お互いを支え高め合えるのが今のフェニックス」と鹿毛さんは快進撃の動力を語る。
 昨年からのメンバーが多く残り、コティ・クラーク選手、デイビッド・ダジンスキー選手といった、ディフェンスとオフェンスどちらもこなすプレーヤーを獲得。的を射た補強に加え、選手全員が「オールラウンダー」であるのも強み。平均得点や速攻からの得点数などがリーグ1位、平均得点数が2桁の選手が5人もいるなど相手ディフェンスを手玉に取る選手層の厚さは脅威だ。
 特にイチオシしたい選手はダジンスキー選手。手薄になったスペースをうまく埋めて仲間を助ける。「ボールが無いところの動きも素晴らしい」と評判。時には沈着に、時には大声を張り上げ仲間を鼓舞する「いぶし銀」なプレーに注目して欲しい。
 6日には、昨シーズンの中地区の覇者「川崎ブレイブサンダース」をホームで迎え撃つ。鹿毛さんは「『古参選手が多い』『強力なオフェンス』『戦術理解度が高い』とフェニックスと似たスタイル。チーム同士の総力戦、意地と意地のぶつかり合いになります。ブースターの皆さんの心が奮い立つような熱い試合をお見せします」と早くも訪れた天王山に闘志を燃やした。(記事中のデータは11月中旬のもの)
(夏目敬介)
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