小学3年生以下のサッカー大会「第5回ナカジツCUP U9」の東三河大会が4日、蒲郡海陽多目的広場であった。27チームが出場、県大会に出場する東三河代表が決定した。
県サッカー協会主催、「不動産SHOPナカジツ」特別協賛。小学3年生以下が対象で、今年で5回目。公式大会を増やし緊張感のある試合経験を選手たちに提供するほか、県大会ではサッカー仲間が互いにリスペクトし合い、他地区との交流を深める。
東三河予選はAからDブロックに分かれてのトーナメント方式。各ブロックで優勝をした4チームが県大会出場権を得る。天然芝のピッチを駆け回った。
Aは、先日の「松屋地所カップ」で県大会優勝を果たした強豪「ASラランジャ豊川」が登場。初戦を5対0、2回戦を8対0と危なげなく勝利すると、「豊橋南ブレッツァFC A」との代表決定戦でも試合開始直後からの猛攻で先制。その後も巧みな技術と連動したララサッカーで攻撃の手を緩めず2点を奪った。後半はブレッツァも1点を返したが及ばず、ラランジャが3対1で勝った。
Bは「ジョイアFC」と「リコプエンテFC」が代表決定戦で激突。序盤は一進一退で前半は双方無得点。後半はリコプエンテが先制し、攻撃陣が加速。両サイドの7番と11番を中心としたサイド攻撃から相手ゴールに何度も襲い掛かって連続得点。持ち前の身体能力の高さと3年生離れしたスピードで攻撃力が爆発し、リコプエンテが4対0で勝った。1回戦から全試合無失点。
Cの代表決定戦は2回戦を3対2で制した「FCプログレス」と、1対0、2対0と勝ち上がった「FC豊川」の対決。ボールを大事に操りながらゴールへ迫るプログレスに対し、素早い攻守の切り替え、粘り強い守備で豊川も対抗した。両者無得点のまま延長戦に突入かと思われた中、ラストプレーで豊川がゴールし、そのまま試合終了のホイッスル。豊川が優勝を決めた。
Dは「リベラール豊橋FC」と「FC豊橋リトルJセレソン」の豊橋対決。リベラールは2回戦をPK戦で勝ち上がった。リトルJは、チームスタイルのボールを大事にするパスサッカー。大接戦の末2対1でリトルJが勝利した。
県大会は岡崎市龍北総合運動場グラウンドで30日に開かれる。男子の部は県内6地区の代表24チームが出場する。
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2000年生まれの豊橋市出身。2024年に入社。
趣味は7歳から始めて現在で18年目のサッカー。スポーツを通して地域を盛り上げていきたいとの想いから、東三河の小学生サッカーを取り上げた『エンジョイサッカー』の連載を企画し2024年4月に連載スタート。
輝く子供達の様子を誌面にて伝えている。
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