センバツ出場の豊川と愛工大名電選手ら知事表敬

2024/02/10 00:01(公開)
大村知事を囲み、センバツに向けて気合を入れる豊川の選手ら=県公館で
 「第96回選抜高校野球大会」に東海地区代表として出場する豊川と愛工大名電の選手らが9日、県公館を訪れ、大村秀章知事に報告した。
 豊川は、石田潤校長、長谷川裕記監督、鈴木貫太主将、山本羚王副主将、モイセエフ・ニキータ選手。
 豊川は県大会では愛工大名電に敗れ準優勝だったが、東海大会では雪辱し、東海地区第1代表になった。10年ぶり2回目のセンバツ。前回は初出場ながらベスト4に入る奮闘で豊川旋風を巻き起こした。
 石田校長は「災害や事故が多い中、全力を尽くして明るい話題を持ち帰りたい」とあいさつ。鈴木主将やモイセエフらも「一戦一戦全力を尽くして戦い、優勝旗を持ち帰ります」などと決意を披露した。
 大村知事は「久々に県から2校が出場するので楽しみ。ベスト・コンディションでベストの戦いをしてきてほしい。まずは初戦の突破を」とエールを送り、激励金を手渡した。そのうえで10年前の豊川旋風について「決勝に進んだら応援に行こうと列車の切符も用意したが、残念だった」と思い出話を披露した。「ぜひ決勝まで残り、優勝旗を県に持ち帰ってほしい」と激励した。
 愛工大名電は荻原哲哉校長、橋本慎太郎部長、倉野光生監督、山口泰知主将、板倉鉄将副主将、石島健副主将が訪問した。12年ぶり10日目の出場。
(後藤康之)
愛工大名電の選手ら
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