「デフサッカーW杯」銀を杉本選手ら報告

2024/02/23 00:00(公開)
ろう者サッカー世界選手権で銀メダルに輝いた杉本さん(左から2人目)=豊橋市役所で
 聴覚障がい者の「第4回ろう者サッカー世界選手権(デフサッカーワールドカップ)」で、日本が史上初の準優勝に輝いた。男子日本代表の杉本大地さん(DEAF鯱)、日本ろう者サッカー協会の田中賢二さん、波多野尚子さんが22日、豊橋市役所を訪れ、浅井由崇市長に報告した。
 聴覚障がい者のための競技で「音のないサッカー」の愛称で知られている。選手たちはアイコンタクトや手話でコミュニケーションを取り、11人で戦う。豊橋市は昨年2月、初めてのデフサッカー日本代表の合宿を受け入れた。
 大会は、昨年9月23日~10月7日に、マレーシアのクアラルンプールで開かれた。日本は1次リーグでイラン、フランスに敗れながらも決勝トーナメントに進出。1回戦で大会2連覇中のトルコを2対0で破って勢いに乗ると、準々決勝では1次リーグで負けたフランスに1対0で勝利。準決勝はエジプトを4対1で下し決勝へ進んだが、ウクライナに1対2で惜敗した。杉本さんは「初の国際大会で緊張したが、体格の大きい相手に気持ちで負けずに戦った。準優勝で悔しい」と語った。
 来年11月に開かれる聴覚障がい者の五輪「東京2025デフリンピック」に向けて「日本代表に選ばれて必ずリベンジしたい」と意欲を語った。
【北川壱暉】
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