第35回新城歌舞伎 市内2団体が熱演

2024/11/18 06:00(公開)
岡崎城で援軍を要請した場面=新城文化会館で

 「第35回新城歌舞伎」(新城市など主催)が17日、新城文化会館で開かれた。「山・臼子歌舞伎保存会」と「鳥原子ども歌舞伎」の2団体が上演した。

 山・臼子歌舞伎は「長篠・設楽原の戦い 援軍要請の場」を演じた。長篠城主奥平信昌に仕えた足軽、鳥居強右衛門が岡崎城で織田信長に援軍を要請して新城に戻るまでの創作歌舞伎。城を出発した後、道中で寝ていると町娘の格好をしたキツネが出てきて豊川であることを知らせたり、徳川家康の娘亀姫が登場したりした。

 強右衛門役で保存会長の野澤康幸さんは「工場での仕事との両立で8月からの稽古を続けてきた。全力を出し切れた」と話した。来年は長篠・設楽原の戦いから450年の節目。「続編で、はりつけなどクライマックスの場面を描きたい」と語った。

 鳥原子ども歌舞伎は「弁天娘女男白浪五人男 稲瀬川勢揃いの場」を演じた。

 観客席からは掛け声や「おひねり」が飛んだ。

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安藤聡

浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。

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