米国の軸組み工法研究団体が戸田工務店視察

2024/04/25 00:00(公開)
ほぞ加工された柱に見入る参加者=新城市竹広で
 米国で軸組み工法を研究する建築関係の団体「ティンバー・フレーマーズ・ギルド」の18人が24日、新城市の戸田工務店を視察した。
 米国内約2000人が会員で1985年に設立。日本の古民家や神社仏閣で採用された軸組み工法を学ぼうと初めての視察を計画し、15~27日の日程で来日した。
 同市宮ノ後の本社は新潟県糸魚川市にあった築150年の古民家を2016年に移築して造りあげたことを説明。「柱の向きがそろっていない部分がある」との指摘に対し、工務店の役員は「木そのものの姿を見せるように組んだ」と答えた。
 作業場では、再利用のために保管している寺の山門だった木材を見せた。一行は、ほぞ加工された柱を見学した。
 団体代表のクリス・ケーンさん(61)は「米国よりも歴史ある軸組みの建物をもっと知りたい」と話した。戸田由信会長は「空き家となっている古民家は軸組みで建てられたものが多い。海外から注目を集めているため、販路拡大にも期待したい」と述べた。
【安藤聡】
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