「第106回全国高校野球選手権愛知大会」は6月30日、16試合があった。東三河勢は4試合に登場。海陽学園は豊橋工科と対戦し、2対3で惜敗した。豊橋中央は時習館に7対0のコールド勝ち。ほかに福江が2回戦に進出、豊丘は先制しながらも半田工科に逆転負けした。雨天のため2試合が継続試合に、豊橋市民球場での蒲郡東対半田商など8試合が中止となった。
【取材班】
豊橋中央が投打で時習館を圧倒
豊橋中央は二回2死一、三塁から8番前島の左中間を破る適時二塁打で2点を先制。三回には先頭の高橋が右前打で出塁し、1死二塁から髙安が左越えの三塁打で3点目、続く佐藤が右前打で4点目を奪った。四回には2死一、二塁から六車の適時二塁打で6点目。七回コールド勝ちした。
時習館は先発鈴木が初回を無失点に抑えたが、二回以降は直球が狙われ失点を重ねた。打線も2安打無得点に終わった。
互角の接戦、豊橋工科が海陽学園振り切る
豊橋工科は同点で迎えた七回、右前打で出塁した伊藤大が盗塁と敵失で三進。1死三塁となり、鈴木の中前適時打で勝ち越した。先発山口が2失点に抑え、七回から継投した中神が5奪三振の好投で無失点で締めくくった。
海陽学園は四回2死二塁から角谷の内野ゴロが敵失を誘い同点とするなど互角の戦いを展開した。先発の1年下地は147球を投げきり完投した。
6月30日の結果
▽1回戦
◯…豊橋…◯
豊橋工科
100100100|3
001100000|2
海陽学園
(豊)山口、中神―芹口、井上(海)下地―横井
◯…阿久比…◯
豊丘
011002000|4
00110023X|7
半田工科
(豊)芳賀、上島、夏目―石田(半)印宮―大場陸
◯…瑞穂…◯
時習館
0000000|0
022201X|7
豊橋中央
(七回コールド)
(時)鈴木―中村(豊)前島、谷奥、内山―松井
◯…岡崎…◯
福江
040001000|5
020000110|4
豊田南
(福)鈴木颯―勝見(豊)鈴木良、森上、上田―上田、早坂
【豊橋工科―海陽学園】七回表豊橋工科、敵失からヘッドスライディングで三進する伊藤大=豊橋市民球場で