豊橋ロータリークラブ(紅林友昭会長)は15日、豊橋市の「ホテルアークリッシュ豊橋」で例会を開いた。「豊橋ローターアクトクラブ(RAC)創立50周年記念事業・式典報告会」と題しRAC役員による活動報告を聞いた。
豊橋RACは豊橋RC提唱、市内4RCが支援協力する18~30歳の学生や社会人で作る奉仕団体。今年3月に創立50周年を迎え、関連事業を開いてきた。昨年9月に表浜海岸での清掃やウミガメに関する講演会や観察会、3月には創立50周年記念式典を開いた。また、クラブから地区代表が出され、4月には豊橋市で開かれた「地区年次大会」のホストも務めた。
片山梨子会長、永田翔創立50周年記念式典実行委員長が活動を報告。片山会長は「多くの支えがあったからクラブ全体で力を合わせて周年事業を作り上げられた。ロータリークラブの力添えや快く支えてくれた会社にも感謝したい」などと振り返った。
例会には、豊橋RCが理事会企画創立75周年記念事業として開いた「山岳民族の定住化へ向けての農業研修」に、タイから参加したアピニャー・キアティパイヨさん(15)とチャチユ・リーサワクンさん(12)、教員のウィチタ・プーティソさん、山岳民族の定住化と農業振興に尽力するプラティープ・ヴィラパタナニラン博士も出席した。
同RCでは27年にわたり、山岳民族定住化への支援を続ける。現地から農業研修に招くのは初。4人は豊橋市内の赤シソの生産、加工など手掛ける「丸藤 藤原商店」で、農産物の加工について学んだり、契約農家で除草作業などを体験したりしている。プラティープ博士は「長年の支援に心から感謝している。皆さんのお陰で子どもの教育や農業支援に貢献できました」などと礼を述べた。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
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