県の発酵食品の魅力を国内外に発信し、観光につなげる「愛知『発酵食文化』振興協議会」は15日、今年度第1回総会を県議会議事堂大会議室で開き、今年度の事業計画などを決めた。
協議会は「多彩な発酵食文化の物語 うまみ県あいち」をキャッチコピーに県の発酵食文化のPRなどをしている。3年後に目指す姿として「発酵を『観光資源』として誇れる県 あいち」を掲げている。
冒頭、協議会長の大村秀章知事は「これまでシンポジウム開催など機運醸成に取り組んできました。2年目の今年は旅行商品の創出の支援などに取り組んでいきたいと考えています。着実に粘り強くやっていきたい」とあいさつした。
協議会は今年度「海外の認知度を高める」「愛知独自の差別化を図る」「受け入れ施設の裾野を広げる」といった方針に基づき、海外からの誘客促進のため旅行会社やメディア関係者を招待する観光プロモーションをする。ターゲットの国と地域は台湾、香港、米国。蔵元などの事業者に対してインバウンド誘客に精通した専門家を派遣し、受け入れ体制の整備のための伴走支援などをする。
また、世界最大級の旅行博「ツーリズムEXPOジャパン2025愛知・中部北陸」(9月)へのブース出展、特設サイト「あいち発酵食めぐり」のコンテンツ内容の充実を図る。
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1959年東京都生まれ。山田一晶編集長に声を掛けてもらい、2024年5月に入社した。それまでは別の新聞社に勤務し、名古屋、岐阜、東京などで記者をしていた。事件取材が長かったが、東京では食文化、社会保障といった分野の取材も経験。介護など生活に密着した記事の重要性を実感した。趣味は街歩きと山歩き。東海道五十三次を歩いている。目標は東京―京都間の完歩。テント泊の登山にも憧れているが、三河の低山巡りがメイン。ミステリー、歴史小説を愛読。名古屋支局で愛知県政を担当している。人口減少、地域活性化の課題などを取材しながら、東三河の魅力を発信していきたい。
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