【陸上】トヨタ自動車・鈴木芽吹選手 1万m日本選手権優勝で涙 吉居大和選手は3位

2025/04/16 00:00(公開)
優勝した鈴木選手(提供:トヨタ自動車陸上競技部)

 9月に東京で開かれる世界陸上の代表選考会を兼ねた「第109回日本陸上選手権」の1万㍍は、熊本・えがお健康スタジアムであった。男子は、田原市を練習拠点とするトヨタ自動車の鈴木芽吹選手(23)が27分28秒82で初優勝、同市出身の吉居大和選手(23)は自己ベストの27分36秒33で3位に入った。

 

 序盤、鈴木選手は後方で旭化成の葛西潤選手(24)をマーク。5㌔前でペースメーカーが脱落し、吉居選手が前に出てペースを上げると、葛西と鈴木の両選手が反応し、7300㍍からは3人の並走が続いた。その後、9000㍍過ぎで鈴木選手がラストスパートをかけ、右こぶしを上げてフィニッシュテープを切った。

後半ラストスパートをかけた(提供:トヨタ自動車陸上競技部)

 吉居、鈴木の両選手は同級生。大学時代は吉居選手は中央大、鈴木選手は駒沢大でエースとして活躍し、しのぎを削ってきた。今回は、世界陸上の参加標準記録(27分0分0秒)は突破できず、出場権獲得は持ち越しとなったが、目標の26分台へ2人の挑戦が続く。

吉居選手も自己ベスト(提供:トヨタ自動車陸上競技部)
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。

北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

最新記事

日付で探す

<前次>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
住まいLOVE不動産 蒲郡信用金庫 虹の森 藤城建設 光生会 さわらび会
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 全国郷土紙連合 穂の国