豊橋市多米町の「光生会赤岩病院」は13日、第4回目の健康教室を開いた。「生活を豊かにする介護保険の活用方法」をテーマに、病院の取り組みや介護保険の仕組みなどを教えた。患者や家族、地域の人ら約20人が参加した。
内科の平井和哉医師は、医療や介護需要の増加や従事者の不足、病棟数や施設の不足などで、十分な介護を受けられない「介護難民」が生まれる可能性があると解説した。光生会はさらなる需要増を見越し、今年1月に「赤岩病院通所リハビリテーション」を開所。「短期間でリハビリにのみ集中したい」「食事や入浴は希望しない」などの声に応え、リハビリやトレーニング、身体機能のチェックなどに特化した。平井医師は「多職種、多施設で連携して自宅退院を目指していく。健康寿命をなるべく伸ばし、楽しい人生を歩んでいきましょう」と結んだ。
続いて、作業療法士の伊藤晴康さんが介護保険の仕組みやサービスの受け方を講義した。介護保険は利用者の選択で保険や福祉のサービスが受けられる。40歳以上の人が被保険者。伊藤さんは「サービスを受けるのに要介護認定の申請や審査、要支援の場合は地域包括支援センター、要介護の場合は居宅介護支援事業所で介護のための指針『ケアプラン』を作ってもらい、利用を開始する」などと説明した。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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