豊橋市議会で第84代議長に小原昌子氏、同市議会初の女性議長

2025/05/17 00:00(公開)
記者会見で抱負を述べる小原氏㊧と市原氏=豊橋市役所で

 豊橋市議会は15日の臨時会で新しい第84代議長に小原昌子氏(自民)、第91代副議長に市原享吾氏(同)を選出した。小原氏は1906(明治39)年の初代以降、初めての女性議長。議会選出監査委員は梅田早苗氏(公明)と本多洋之氏(自民)が選ばれた。

 

 小原氏は2011年に初当選し現在4期目。総務委員長、監査委員、予算特別委員長などを歴任し、23年5月から1年間は副議長を務めた。

 

 市原氏も4期目で環境経済、建設消防、予算特別などの各委員長を務めた。

 

 16日の記者会見で小原氏は「議員36人中、10人が女性。これまでになく比率が高まってきている。女性目線で働きやすい環境を考えていきたい」と語った。また臨時会で可決された新アリーナの住民投票案について「市民が判断する材料を提供していくことが一番大事。議会は推進派、反対派がいるが、住民投票に関してどのような情報提供ができるのか、それがどういった形であるのか、しっかり協議していきたい」と述べた。

 

 豊橋市議会では副議長に2001年の菊池喜代子氏(67代)、12年の宮澤佐知子氏(78代)と小原氏(89代)がいる。東三河で初の女性議長は2005年に蒲郡市議会議長に就いた中野房子氏。4月1日現在で県内54市町村議会中、女性議長は4人。

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岸侑輝

 1988年生まれ。三重県津市出身。
 地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
 趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
 好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。

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