愛大の学園祭で能登支援ブース開設へ

2024/08/15 00:02(公開)
志賀町を訪ねた学生ら(提供)
同窓会豊橋支部と現役生合同で11月3日

 愛知大学同窓会豊橋支部は、豊橋校舎の学生と学園祭(11月3日)で「能登半島支援ブース」を開設する。卒業生と現役生の合同企画。その準備として今月7~8日、支部長の川原元則さんと学生7人、地域政策学部の石田周准教授が石川県志賀町を訪ね、現在の復興状況を役場職員から聞いたほか、ボランティア活動をした。
 現役学生に同窓会活動の一端を知ってもらう企画。卒業後は同窓会で活動してほしいとの期待もある。豊橋支部が現役生とコラボするのは初めて。学園祭を前に、まずは現地の様子を知ろうと被災地を訪ねた。

石川の現状学び、ボランティアも

 7日は役場で職員から、地震発生から現在までに変化した状況を聞いた。学生たちは「大変だったことは」「避難所ではどのようなトラブルがあったのですか」などと質問。職員は「避難所には、家の修理が難しいなどの事情で、家に帰ることができない人たちが残った。その人たちのケアは難しかった」「避難所では、合わない人たちが一緒に過ごすことになりいざこざが起きた。体臭が気になるとのクレームもあった」などと説明した。8日は住宅の片付けボランティアをして、学生たちが家の中に残ったごみの処分を手伝った。
 学生は「現地へ行くことで初めて分かることが多いことを実感した。ボランティア一人の活動は小さいが、積み重ねることで大きな結果を生むことが分かった」などと述べた。
 学園祭では、志賀町の特産品である海産物の加工品、米、菓子などを販売する計画。
 川原さんは「同窓会と現役学生がコラボすることで、活動がより活発になる。今回だけに終わらせず、今後もさまざまな活動でコラボしていきたい」と話した。
【竹下貴信】
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

住まいLOVE不動産 蒲郡信用金庫 さわらび会 光生会 虹の森 藤城建設 パーソナルカラー診断の名古屋・愛知
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国