バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニクス」などは23日、豊橋駅東口で豊橋市が進める新アリーナ建設に向けた署名活動に取り組んだ。運営会社フェニックスの水野晃社長や「SAN―ENアンバサダー」鹿毛誠一郎さんら約10人が声を掛けた。
市長選で契約解除を主張していた長坂尚登氏が当選。三遠は長坂市長に面会したが、21日付けで事業者に対し、契約解除を申し入れたとの通知をしたと発表した。三遠が署名活動への協力を呼び掛ける行為について、Bリーグは政治的中立を義務付けている規約に「違反しない」と判断。そこで駅での活動に踏み切った。
参加者らは「署名活動に協力を」と呼び掛け、1時間で69筆が集まった。「応援している」という声がある一方、「後世のために箱物は絶対に造っては駄目」と厳しい意見もあった。鹿毛さんは「温かい声があり勇気づけられた。市民に理解してもらえるように頑張りたい」と語った。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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