東三河野鳥同好会と豊橋市教育委員会は5日、同市大岩町の市自然史博物館で講演会を開いた。自然に興味、関心を持ってもらう。
講師は総合研究大学院大学総合進化科学研究センター教授で海洋生物学専門の渡辺佑基さん。動物の体に電子機器を取り付けて行動を調査する手法「バイオロギング」を使い、海洋動物の生態を調べている。今はサメ類などの大型魚類を研究している。
演題は「バイオロギングが明らかにした海鳥や魚の面白い生態」。日本の冬鳥の生態や渡り鳥の行動などを紹介した。渡辺さんは渡り鳥の特徴として、羽ばたき飛行による渡りは重労働で経路と経験は仲間から学んでいると話した。続いて、鳥の睡眠の違いやペンギンの捕食の仕方について説明した。
研究するサメ類の生態も話した。この中で、北極海にすむニシオンデンザメの寿命が400年あるなどを紹介した。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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