豊橋市向山東町の「ギャラリー【S】」で、地元の絵画造形教室「アートスクールクレヨン」の一般教室生による「第35回画遊会展」が開かれている。クレヨン創立40周年、教室展35回目の節目となる記念展。講師3人が各1点、初出品6人を含む10~80代の生徒ら30人が計59点を発表した。11月2日まで。
市内の画家、鈴木敬三さん、すぎうらよしこさん、杉浦朋さんに師事する生徒らの作品展。創立時から通うベテランから年月を経て再挑戦する人、子ども教室から引き続き習う生徒などさまざまだ。
日本画、アクリル画、水彩画、墨彩画など個性豊かな力作がずらり。風景、人物、動物、心象など多彩で、愛犬を描き続ける人、同じサイズばかり描く人など、こだわりのテーマを持つ人も。講師3人も40周年にちなんだ作品など披露し、見応えある内容となった。
長方形のイラストレーションボードを使い、各自が縦横自由に描いた共通作品も展示した。ボードに華やかに並べている。
「若い人が入り、教室にも新しい風が吹いている。いろいろな絵を楽しんで」と鈴木さん。「あっという間の40年。激動の時代を過ごしてきた。30年は慌ただしく、その後は少し余裕ができた。今後も余裕を持って運営していきたい」と話す。会場にはクレヨンの歴史が分かる資料も置いている。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
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