県内の全54市町村の代表選手が競う「第16回県市町村対抗駅伝競走大会」(12月7日、長久手市)を前に、豊川市チームの激励会が2日、市役所で開かれた。出場選手が初優勝へ向けて健闘を誓った。
コースは愛・地球博記念公園(モリコロパーク)内の計30・2㌔。小学生、中学生、ジュニア、一般の各男女と、男女不問の40歳以上の計9人でたすきをつなぐ。昨年は、市の部で岡崎市、町村の部では阿久比町がそれぞれ連覇した。
激励会では、岩村英幸監督と選手11人が出席。一人ひとり名前が呼ばれ、豊川2年の嶋岡希さん(2区)が「豊川の思いを背負ってたすきをつなぎ優勝を目指したい」と抱負を語った。竹本幸夫市長は「どうか、けがなく頑張って」と激励した。
豊川は昨年12位。前半は先頭を走る場面もあったが、中盤から後半に失速した。今年も先行逃げ切りを狙うといい、関係者は「いかに前半に貯金をつくり、後半に粘れるかが鍵」と見る。
前回1区の熊本みくるさん(豊川西部中2年)は今回も1区。昨年は新城の渡邉真瑚さん(現在時習館高1年)に敗れ、区間2位に。レース後は「渡邉さんと走る最後のレースで絶対に勝ちたかったのに」と悔し涙を流した。「前回は坂に苦労したので、練習では坂の走りを強化した。区間賞を狙う」と意気込む。
午後0時半スタート。
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嶋岡さん、熊本さん以外の正選手は次の通り。
3区=髙井絆生(一宮南部6)4区=藤田翔蒼(豊川西部3)5区=熊本こはる(御油6)6区=近藤実優(藤田医科1)7区=中村やよい(光ヶ丘2)8区=白井栄(無限堂)9区=富安央(愛三工業)
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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