市町村の広報紙や写真などを対象にした2024年度県広報コンクールで、「広報とよかわ」(24年5月号)の表紙写真が特選に選ばれた。広報紙部門では「広報たはら」(24年10月号)が入選した。
写真は豊川市の砥鹿神社であった「流鏑馬(やぶさめ)」を撮影した1枚で、馬に乗った少年が両手を真横に広げ、五色の布をたなびかせながら疾走する姿を絶妙なタイミングで切り取った。
審査では「少年の真剣な眼差しから緊張感がとても伝わる。馬が蹴り上げる土の粒も捉え、画面全体に力強さとスピード感を与えている。構図、シャッターチャンス、ピントの三拍子がそろった、完成度の高い素晴らしい写真」と評された。
撮影した同市秘書課の伊藤峻吾さん(25)は「馬の走るスピードが速くて、シャッターのタイミングが難しかったですが、うまく撮れました。豊川には、さまざまな祭りや美しい風景があるので、これからも伝えていきます」と話した。
広報紙(市部・町村部)、広報写真(1枚写真、組み写真)、映像の各部門で審査がある。特選が全国広報コンクールに推薦される。また県コンクールの審査対象外の部門は応募のあった全作品を推薦。ウェブサイト部門で豊橋市が、企画部門で「豊橋競輪場のリブランディング~ポスターの主役を“お客様”に~」「『豊川って、豊かだ』キャンペーン」が推薦された。
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