県内の全54市町村の代表選手が競う「愛知万博メモリアル第17回県市町村対抗駅伝競走大会」が7日、長久手市の特設コースで開かれた。市の部で岡崎市が、町村の部では阿久比町が3連覇。東三河の最高位は豊橋市の3位だった。
コースは愛・地球博記念公園内の計30・2㌔。小学生、中学生、ジュニア、一般の各男女と、男女不問の40歳以上の計9人でたすきをつなぐ。
前半は豊川が先行した。1区の熊本みくる選手(豊川西部中2年)と4区の藤田翔蒼選手(同3年)が区間賞の走りで5区まで1位を守ったが、6区で岡崎に逆転を許すと、以降は順位を落とし結果は16位だった。
一方、後半に巻き返したのは豊橋。2区まで13位と出遅れたが、3区で8位、4区で6位と順位を上げ、6区で3位に。その後も堅実に走りきった。
石場治ヘッドコーチは「昨年のように沈む区間が少なかった。皆で盛り上げて3位を勝ち取れた」と評価した。鍵は3区の三浦雷世選手(中野小6年)と4区の河合琢留選手(二川中3年)。三浦選手は5人抜きを見せ「根性がある。上り坂は前傾で下り坂は怖からずに攻めていたのがすばらしい」と褒めた。
三浦選手は「初参加で緊張したが、前にいる人を抜かせたので気持ち良かった。2区の鈴木太智選手からたすきを受け取る時に『頑張って』と声を掛けられ、力になった」と振り返った。河合選手は「坂で攻められなかった」と反省。普段は陸上クラブ「TTランナーズ」で汗を流す。下山田絢香選手や近江衿香選手はクラブの先輩で、「仲間と一緒に走れるのは良いですね」と笑顔を見せた。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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