豊川市にゆかりのあるテルミン奏者竹内正実さん(57)=浜松市=が18日、母校の豊川市立小坂井中学校で演奏した。生徒の前で「星に願いを」「コンドルは飛んでいく」などを奏でた。各学年が順番に聞き、体育館に集まった全校生徒602人が満喫した。
中学時代の同級生や、1学年下の榎谷幸郎校長の協力で実現した。竹内さんは、「楽器にアンテナがあり、手の動きで音の高低や大きさを変えます。ロシアで作られた楽器ですが、現在では日本人の演奏レベルが世界トップクラスです」などと説明。続いて演奏に入った。
生徒たちがテルミンや、竹内さんが発明したマトリョーシカ型のテルミン「マトリョミン」を体験するコーナーもあり、微妙な手の動きで変わる音を体感した。
演奏体験した1年生の野崎流音さんは「もう一度やってみたいと思いました。こつをつかむのに時間がかかりそうですが、思ったように演奏できたら、かっこいい楽器だと感じました」と話した。
竹内さんは「体育館は、私が中学時代に初めて人前でキーボードを演奏した場所で、ここで再び演奏できるのは感慨深い。人の才能はやってみないと分からない。音楽の才能がないと思っていた私がテルミン奏者になり、生徒たちの前で演奏したことで、できないと思うことでも挑戦する大切さが伝わったのではないか」と話した。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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