子育て世帯向けの農業体験を提供する豊川市足山田町の「ファミリーシェア農園mino-LL(ミノル)」が、短期体験プランなど新サービスを始めた。プチ体験ができる。
同市の同じ企業に務める会社員の赤堀優一さん(39)と生田克行さん(43)が、子どもたちが自然や社会との共生力を育むことにつなげようと、週末の副業として2023年に開園した。
約10㌃。1年契約で5平方㍍、10平方㍍、20平方㍍の大きさで利用できる。週末は赤堀さん、生田さんらが指導し、知識がなくても野菜を育てられる。道具は貸し出している。5平方㍍は1万8000円、10平方㍍は2万7000円、20平方㍍は3万6000円。
1年はハードルが高いのでまずは試してみたいとの声を受けて、新サービスを始めた。短期体験プランとスクールプランで、短期体験は1畝だけ借りられる。5~10月はピーマン、11月以降はハクサイやキャベツを育てる。期間は半年程度で8000円。スクールプランは週末のレジャー感覚で体験できる。農園に行くのは苗植え、手入れ、収穫の3回だけ。あとはスタッフが管理する。
5月からサツマイモを育てる。3000円。価格はすべて1家族分。他に草取り、収穫などをすると、農園である夏祭りで使える「ミノルコイン」がもらえる「ミノルクエスト」も始めた。
赤堀さんは「学校ではできない経験で、子どもたちが笑顔になればと思い、事業をしています」と話す。申し込みと問い合わせは、ミノル(050・6882・7665)へ。ホームページ、インスタグラムもある。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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