設楽町観光協会は、町内10カ所にある高さ15㍍以上の「巨木」周辺に標柱を設置した。和名や木のいわれなども紹介している。
町内では高さ15㍍以上で幹周り3㍍の以上の巨木が多くある。町民有志「奥三河ふるさとガイド」が2022~23年に調査。「設楽の巨木展」を昨春に道の駅「したら」で、今年は豊橋市や名古屋市で開いたところ、現地を訪れる人が増えたため、標柱の設置を決めた。人が立ち寄りやすい場所と土地所有者の了解を得た10カ所に設けた。
標柱は底面が10㌢四方で高さ1・5㍍。和名のほか、幹周りと根周り、樹高、枝張りのデータ、解説文を載せた。田峯の「エノキ」は、高さ22㍍、幹周り4・12㍍で「酒造りをしていた加藤家の東斜面に立っているため、酒屋のエノキといわれ、町内最大である」などと紹介している。
町観光協会ではすでにA2判のマップを作成しており、「地図を片手に巨木巡りを楽しんでほしい」と話している。
設置した場所と木は次の通り。
田峯=カゴノキ、エノキ、カヤ▽豊邦=イロハモミジ、スギ▽八橋=ブナ▽小松=ツガ▽和市=エドヒガン▽田代=オハツキイチョウ▽神田=トチノキ
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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