プロバスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は22日、「レバンガ北海道」と豊橋市総合体育館で対戦。接戦を制した三遠が84対79で5連勝とし、今季通算20勝4敗で中地区首位を守った。
三遠は序盤からデイビッド・ヌワバ選手の連続得点、湧川颯斗選手の3点シュート(3P)などで点差を広げた。北海道も前日と対照的にディフェンスを強化し、この試合はリバウンド48本で三遠を上回った。第3Qの終盤には盛實海翔選手の3Pが決まり、48対49と初めて逆転を許した。
第4Qも主導権を譲らない展開が続く中、三遠は相手ファウルを誘ってフリースローで徐々に点差を広げた。僅差で迫る相手を佐々木隆成、大浦颯太の両選手が効果的に得点を重ね、ヌワバ、ヤンテ・メイテンの両外国籍選手の活躍もあり、苦しい戦いを制した。
大野篤史ヘッドコーチは、前日とは対照的な試合展開について「20点差や30点差で勝とうが、翌日は違った展開になることをもっと理解しなければならない。勝負のあやというか、心理的に優位な状態を自ら手放しているところが問題だ。勝って反省できることはいいことなので、次節にどう修正できるか成長を確認したい」と語った。
大浦選手は「19本のオフェンスリバウンドを与えてしまい、ディフェンスでのやるべきことをできなかった」と課題点を挙げた。28~29日の年内最後のホーム戦へ「前節の東京戦のように全員でリバウンドを奪い、攻撃につなげる意識が足りなかった。40分間しっかり戦い抜きたい」と意気込んだ。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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