「男子第75回、女子第36回全国高校駅伝」が22日、京都市の「たけびしスタジアム京都」発着で行われた。2年連続で男女同時出場となった豊川高校は、女子は15位、男子は25位だった。
女子は1区の谷凪紗選手(2年)が28位と出遅れだ。2区の秋竹凛音主将(3年)は区間18位、3区の奏音選手(同)は区間33位と本来の走りからはほど遠かった。4区の小山和月選手(同)が9人を、アンカー渡邉杏梨選手(同)が7人を抜く追い上げを見せた。
秋竹主将は約1週間前に39度台の熱を出した影響で、最長区間の1区から2区(4㌔)に変更。直前に思ったような練習ができず、不安を残したなかで本番を迎えた。「どんな調子でも笑顔を忘れずに」と言い聞かせ、3区の双子の妹、奏音選手に「大丈夫だから」と言って後を託した。「主将としての走りができず申し訳ない気持ちでいっぱいだが、やれることはやったと思う」と話した。
男子は1区の神田悦士選手(3年)が前半は第2集団にいたが、中盤から徐々に後退し区間34位。2区の鷲野遥都選手(同)は区間37位だったが、3区の大沼光琉選手(1年)は同29位、4区の伊藤颯汰選手(同)は同21位、6区の嶋岡希選手(2年)は同7位と徐々に順位を上げた。
副主将の神田選手は「エースとして精いっぱい走ったが、だんだんきつくなった。全国とのレベルの差を思い知った」と振り返った。1~2年生が7区間中5人と来季に期待が膨らむ。奈良修監督は「強い豊川を取り戻せるよう、来年こそは入賞を目指したい」と話した。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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