田原市伊良湖町の「伊良湖ホテル&リゾート」は、施設内に新たな飲食店「伊良湖すし『岬』」と「鉄板ダイニング『グロット』」をオープンする。来年1月6日から予約の受け付けを始める。
今年の春頃から、観光客の連泊につなげる施策を考えていた。周辺の飲食店は観光客向けの昼営業が中心で、夜の食事を楽しめる場所が少ないこと、ホテルで提供するフレンチでは地元の人が気軽に訪れにくいことが分かった。
すしと鉄板焼きで料理のバリエーションを増やしたことで、観光客に「いろんな料理が毎日、味わえる場所」とPRし、連泊につなげる。地元の人には友人や家族の祝い事や記念日などで気軽に使ってもらい、憩いの場にする。
岬は昼と夜で営業。6人が利用可能な落ち着いた雰囲気のカウンター席がある。近くの恋路ケ浜で出店していた「伊良湖すし」を移転させた。三河湾で水揚げされた魚介を中心とした食材を使い、握りたてのすしなどを提供する。夜はすしや焼き物、茶わん蒸し、デザートなどのかっぽう料理を味わえる。
グロットは夜のみ営業。店内は洞窟をイメージした内装で、8人が利用できるカウンター席に、全長約8㍍の本格的な鉄板を設置した。国産黒毛和牛のステーキや伊勢エビのどちらかを目の前でシェフが調理してくれる。地元の野菜などの食材を中心とした鉄板焼きのほか、地魚を使った海鮮も味わえる。
18日、関係者向けの内覧会があり、提供する食事が振る舞われた。ホテルを運営する「カーネルコンセプト」の森川敬一執行役員は「すてきなひと時を過ごせる場所になっています。ぜひ、利用してください」とPRした。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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