12月28~29日の横浜ビー・コルセアーズとの初戦は、出だしで早い展開から得点を重ね合う接戦でした。横浜の外国籍選手の得点で9点リードされる厳しい展開でも、ダジンスキーの連続得点で6点ビハインドまで詰め前半終了。後半も重い展開でしたが粘り強い守備から流れ引き寄せ、ヌワバの得点で逆転しリードも広げます。横浜の粘りで再逆転を許しましたが、最後は84対80で勝利を収めました。
第2戦も出だしから接戦でしたが、佐々木、ヌワバのアグレッシブなアタックで流れを作り、リードを奪いました。第2Qは横浜の粘り強い守備に苦しんで点数が伸びず、38対36と2点リードで前半終了。互いに我慢の時間帯が続きますが、ダジンスキーの2本の3点シュート(3P)で10点リードに成功。横浜も得意の速攻で5点差としますが、4本の3Pを決め切って87対72と連勝。
4日の滋賀との初戦は高確率で3Pを決められて、序盤は16点を追う展開でした。立て直したいフェニックスは激しいディフェンスからの速攻が光り、22-0のランで一気に20点リードとして前半終了。後半は滋賀のフリースローなどで13点差に詰め寄られますが、高確率の3Pと速攻でリードを保ちます。最後まで攻撃を緩めず109対88で大勝しました。
第2戦は滋賀が意地を見せ接戦でしたが、第3Qに滋賀の選手にアクシデントがあり試合中止となりました。
年末の横浜戦は大黒柱のメイテンを欠く厳しい状況で、粘り強く連勝をつかみました。年始の滋賀戦も激しいディフェンスから速攻でペースをつかんで8連勝。今季のB1は戦力が拮抗して簡単に勝てる試合は一つもありません。チーム力を高めつつ着実に戦うことが大切になります。
メイテン不在の横浜戦は平均18得点、滋賀戦でも11得点と10リバウンドのダブルダブルの活躍で連勝の立役者となりました。高確率の3Pやリバウンド力が目立ちますが、特筆すべきはルーズボールやスクリーンなどの数字に表れない献身的なプレーです。冷静と情熱を合わせ持つダジンスキー選手への声援をお願いします。
天皇杯準々決勝は豊橋市総合体育館で8日、群馬クレインサンダーズと対戦。絶好調の群馬を相手に激しいディフェンスから得意の早い展開に持ち込めるかが鍵です。
週末の11~12日も豊橋で仙台89ersを迎えます。仙台は勝ち星に恵まれていませんが、12月に千葉や長崎など強豪を倒して復調のきざしも見えます。相手の得意なリバウンドを全員で取り切り、速攻につなげたいところです。試合はバスケットLIVEでも見られます。
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