新城市主催の「長篠・設楽原連続歴史講座」が12日、市設楽原歴史資料館で始まった。1575年の「長篠・設楽原の戦い」から450年を迎えるのに合わせた企画。
初回のこの日は、名古屋市秀吉清正記念館学芸員の加藤和俊さんが桶狭間の戦い(1560年)について講演した。「織田軍は、死ぬことをいとわずにスピード感をもって今川軍に突撃したことが奏功した」と説明。「義元が死んで総崩れになったのではなく、参戦していた三河の人が帰ったため軍勢がなくなったと思う」と持論を展開した。54人が聴き入った。
講座は2月2日に「三方ケ原の戦い」を、同16日に「小牧・長久手の戦い」を、3月16日に「関ケ原の戦い」を、同30日に「長篠・設楽原の戦い」を取り上げる。各地元の学芸員が講師を務める。定員各50人、聴講料500円(3月30日を除く)。各日午後2時から。申し込みは市ホームページから。問い合わせは新城市設楽原歴史資料館(0536・22・0673)へ。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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