【三遠ネオフェニックス】大野篤史HC不在もホーム豊橋で仙台に快勝 リーグ最多得点差などマーク

2025/01/12 21:31(公開)
攻め込むメイテン選手=豊橋市総合体育館で

 バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は12日、「仙台89ERS」と豊橋市総合体育館で対戦した。出場停止処分となった大野篤史ヘッドコーチ(HC)が不在のなか、8人が2桁得点を挙げる活躍を見せ129対64で圧勝した。Bリーグ最多得点差とチーム最多得点をマークした。今季10連勝とし、25勝4敗で首位をキープした。

 

 昨日に引き続き清水太志郎コーチが指揮を執った。序盤から素早いパス回しとハイプレッシャーな守備で相手を圧倒した。佐々木隆成選手がボールを奪い、速攻でレイアップシュートを決めると、残り3分48秒から吉井裕鷹選手や大浦颯太選手らの3点シュート(3P)で第1クオーター(Q)を29対12で終える。第2Qはデイビッド・ヌワバ選手のダンクシュートで勢いに乗ると、湧川颯斗選手がブザービーターとなる3Pを決め、64対26のダブルスコアで折り返す。

 

 第3Qはデイビッド・ダジンスキー選手やヌワバ選手らが得点を重ね、湧川選手がまたもブザービーターを決め、94対43の51点リードに。第4Qでも攻撃を緩めることなく、最終的には65点差をつけた。ヌワバ選手は20得点9リバウンド、メイテン選手は17得点12リバウンドと攻守で躍動。大浦選手は10アシスト、佐々木選手は7アシストで司令塔してチームを引っ張った。

 

 大野HCが不在のなか、清水コーチは「選手一人ひとりがやるべきことを理解していて、スタートから完璧な試合を見せてくれた。緊張していたのは僕だけだった」と褒めた。第3Q前に「最後まで緩めるつもりはないぞ」と伝え、「第4Qまで集中して三遠らしいバスケができた」と振り返った。メイテン選手は「大野HCのためにという思いでチームが団結していた。日頃言われていることを思い出し、特にディフェンスでエナジーを持ってプレーできた」と語った。

 

 約2週間のバイウィーク後、25~26日にホームの豊橋市総合体育館でサンロッカーズ渋谷と対戦する。

大浦選手の3P
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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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