蒲郡市と県豊川保健所は26日、同市港町の竹島ふ頭などで東三河南部医療圏災害時保健医療活動訓練に取り組んだ。
地震や風水害、土砂崩れなどの災害が激甚化し、発災時の関係機関との支援体制の整備が重要となっている。
市と保健所は、頻発する自然災害に備えるとともに、南海トラフ地震が発生した際に医療機関や豊橋、豊川、蒲郡、田原の各市の「東三河南部医療圏」の自治体などと連携し、迅速な情報共有と指揮命令系統の確立を図ることを目的に初めて企画した。
この日、4市と市民病院、医師会、愛知医科大学などの計150人が参加した。訓練は南海トラフ地震が発生した想定で始まった。
愛知医科大のドクターヘリを使い、重症患者を竹島ふ頭から災害拠点病院に指定されている蒲郡市民病院まで搬送する流れを確認した。市民会館などで通信訓練と机上訓練があったほか、ドクターヘリの活用と行政、医療関係団体との連携についての研修会に取り組んだ。
蒲郡市医師会の近藤耕次会長は「災害は関係機関が連携し、迅速に医療体制を立て直していけるよう、これからも協力体制を築いていきたい」と話した。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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