精神科医療拡充は緊要 蒲郡の家族会などが市に要望

2025/01/29 00:00(公開)
大原副市長に要望書を手渡す各代表=蒲郡市役所で

 「蒲郡精神障害者地域家族会」と「蒲郡市手をつなぐ育成会」、社会福祉法人の「くすの木福祉事業会」、「はばたき」は27日、「市民病院に精神科医の非常勤体制の拡充」の検討を促す要望書を市に提出した。

 

 市内には精神科のある病院は市民病院を含めて3カ所しかない。市民病院は2010年8月まで常勤の医師がいた。以降は週1回、豊橋市の可知記念病院の医師を派遣して診察している。

 

 受診する人が増える中、予約制や週1回の診察の関係で多くの患者を見ることができない現状となっており、病院は医師の要請を続けている。

 

 今回、精神、知的疾患を患っている当事者と家族会、法人が直面している窮状を解決するため、市に要望して改めて拡充の重要性を訴えることにした。

 

 この日、2家族会2法人の代表が蒲郡市役所を訪れ、鈴木寿明市長に代わって大原義文副市長に要望書を手渡した。各代表は困っている現状を説明した。

 

 大原副市長は「今、具体的に話を詰めている状況です。今回の要望を参考にさらに詰めていきたいと思います」と話した。

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林大二朗

 愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。

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