バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は29日、中地区3位の「ファインティングイーグル名古屋」とホームの豊橋市総合体育館で対戦し、102対95で制した。昨年12月からの連勝を13に伸ばし、28勝4敗で中地区首位をキープした。
第1クオーター(Q)は佐々木隆成選手、大浦颯太選手の両司令塔がともに7得点を挙げる活躍で、29対23で6点リード。第2Qは3本の3点シュート(3P)を許すが、残り6分半からデイビッド・ヌワバ選手のダンクで同点、デイビッド・ダジンスキー選手の3Pで再逆転する。その後も、確実にリバウンドをものにし、55対50で折り返した。
第3Qは、4本の3Pを許したほか、攻撃のミスから相手に主導権を握られる場面もあったが、ヌワバ選手が12得点を挙げる活躍で踏みとどまり、1点リードで終える。
第4Qは、三遠がリードを6点に広げたが、残り4分で逆転された。ここで明暗を分けたのがインサイド。FE名古屋は、ともに2㍍超えのオルフェミ・オルジョビ、ショーン・オマラの両外国籍選手が5ファウルで退場に。高さに分のある三遠は相手の弱点となるインサイドを攻めた。ヌワバ選手の技ありのジャンプショットで逆転すると、ヤンテ・メイテン選手が2連続得点を鮮やかに決めて逃げ切った。
大野篤史ヘッドコーチは「相手がファストブレーク(速攻)でゲームをつくろうとしているのに対し、自分たちがリバウンドを取りに行き過ぎるなど、判断が良くなかった」と分析した。
ヌワバ選手は21得点8リバウンドでチームを引っ張ったが「ゲームの序盤で相手ほどアグレッシブに戦えなかった。トランジション(攻守の切り替え)とセカンドチャンスを止める役割を遂行できなかった」と反省しきりだった。
次戦は2月1~2日。大阪府の「おおきにアリーナ舞洲」で「大阪エヴェッサ」と対戦する。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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