【三遠ネオフェニックス】粘り強い守備で名古屋D下す CS準決勝ホーム決定

2025/04/28 00:00(公開)
粘り強い守備で貢献した根本選手=ドルフィンズアリーナで

バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は27日、「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」と名古屋市中区の「ドルフィンズアリーナ」で対戦した。今季レギュラーシーズン最後の「愛知ダービー」は、三遠が序盤からリードを奪い、79対64で勝利した。今季46勝11敗で、チャンピオンシップ(CS)準決勝のホーム開催が決まった。

 

 三遠はスターターに今季初めて強化指定の根本大選手を入れ、スピードのある相手攻撃陣に挑んだ。序盤に佐々木隆成選手の3点シュート(3P)で波に乗ると、津屋一球選手にも連続3Pが飛び出し26対14。第2クオーター(Q)は、大浦颯太選手が5得点5アシストとチームの攻撃を引っ張り、48対38で折り返した。

 

 第3Qはデイビッド・ダジンスキー選手が7得点で62対52と点差を保った。第4Qは佐々木選手の3Pで勢いづくと、その後は相手のターンオーバーに乗じて、佐々木、ヌワバの両選手が得点を重ねた。守備でも、根本選手らを中心に粘り強い守備で攻撃を封じ、12失点に抑えた。三遠はヌワバ選手が18得点、13リバウンドでチーム最多、佐々木選手が14得点と続いた。

 

 大野篤史ヘッドコーチは「久しぶりに自分たちの形でディフェンスができた」と振り返った。自己最多の19分超をプレーした根本選手について「一番足が動き、最後までギブアップせずにボールを追える選手をスタートに据えたかった。大がトーンをセットしてくれた。何も言うことはない」と絶賛した。

 

 佐々木選手は「前の試合はスタートで出て結果を残せず責任を感じていた。コーチ陣から出だしの指摘があったなかで、きょうは良かった。CSに向けて自分たちで修正できるようにならないと」と話した。

 

 次節は、5月3~4日に「川崎ブレイブサンダース」と川崎市とどろきアリーナで対戦する。

 

攻撃を引っ張った佐々木選手
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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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