豊川市立東部中学校3年の山口晴菜さんが、サーフィンのプロ資格を獲得した。豊川市役所に7月31日訪れ、竹本幸夫市長に意気込みを語った。
サーフィンをしている両親の影響で、保育園の年少の頃に始めた。田原で練習を重ね、小学5年の頃から本格的に大会へ出るようになった。昨年は日本サーフィン連盟の総合ポイントランキングのLWオープンクラス(ロングボード女子アマチュア)で、第1位のグランドチャンピオンになった。
プロ資格を目指し、6月に千葉県の井戸野浜海岸で開かれた日本プロサーフィン連盟主催のツアー「S・TWO井戸野浜オープン」の女子ロングボートの部に出場した。山口さんは昨年の実績が評価されて出場でき、第1ラウンド、第2ラウンドを勝ち、セミファイナルへ出場を決めた。セミファイナルに出ると、プロ資格が得られる仕組みになっている。4人が同時に戦い、2人が次のラウンドに進める。当日は波が低い状況だったがボードの上を巧みに移動したほか、波をうまくとらえてポイントを重ねた。
竹本市長は「多くの大会での活躍を期待しています。併せて豊川のPRもお願いします」とエールを送った。山口さんは「次回の五輪でサーフィンのロングボードは競技に採用されなかったですが、次々回に採用されることを信じて頑張っていきます。国内だけでなく、海外の大会へも出場して、実績を積んでいきたい」と意気込みを語った。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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