田原市は1日,地域資源を活用した地場産品を対象に「渥美半島たはらブランド」として新たに6品を認定した。市役所で認定書交付式と商品お披露目があった。認定品は「たはらブランド」のお墨付きを与え、市のふるさと納税返礼品としての販路も開ける。
7月に開いた18回目の認定審査会で、地元ブランド豚を使ったみそカツや赤肉、ラスク、独自農法のメロンや無農薬・無肥料米、柑橘類「フィンガーライム」の6品を新たに加えた。製造販売元の6事業者の代表が山下政良市長から認定書を受け取った。
とんかつやまとの「冷凍 保美豚のやまと風みそかつ」は独自のみそソースを挟んだとんかつを家庭用に改良した。ヤマゴ畜産「805pork(ヤマゴポーク)」は飼育から出荷まで資源循環で生産された自社ブランド豚。岡本製パンの「たらすく」はトマトやシラス、菜種油の3種の風味が楽しめるラスクだ。
渥美半島メロン研究会の「極上メロン 渥美の陽光ーHIKARI」は甘みや食味にこだわった。自然農法を手がける「そら」が栽培する「そらのほたる米」は健康や安全志向の消費者から支持が高い。フィンガーライムベースが栽培するかんきつ類「Akabane Fruit Caviar」は、爽やかな酸味と弾ける食感が特徴。
認定制度は2016年に始まった。夏と冬の審査会で新商品を発掘する。認定品は133品に上る。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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