最終目標の550万円を目指している東三河の動物福祉団体「ハーツ」による毎年恒例のクラウドファンディング(CF)の締め切りは14日午後11時。6日正午現在で252人が383万8000円を支援した。
9回目となるCFは昨年12月17日にスタート。1月24日、第1目標の200万円を超えた。
浄財の使途は、第2シェルターで生活する119匹の医療費だ。第2シェルターの年間運営費は医療費750万円、餌や猫砂など370万円、家賃36万円、光熱費45万円、トイレやケージなどの備品代50万円、清掃や消毒用品10万円で計1261万円と試算されている。昨年の試算より245万円増えた。諸物価の高騰が影響している。
ハーツのシェルターは4カ所あり、238匹の猫が暮らしている。昨年1年で23匹の傷病猫が虹の橋を渡ったが、猫は増える傾向にある。また、不妊去勢手術をした猫は、間接的に関わったものを含めて過去最高の932匹に上ったという。
前回は500万円を目標に536万9000円を集めたハーツのCF。5回目のCFでは最高額となる542万3000円が、6回目では517万4000円が寄せられた。
代表の古橋幸子さんは「私たちは決して投げ出しません」と支援を呼び掛ける。
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1967年三重県生まれ。名古屋大学卒業後、毎日新聞社入社。編集デスク、学生新聞編集長を経て2020年退社。同年東愛知新聞入社、こよなく猫を愛し、地域猫活動の普及のための記事を数多く手掛ける。他に先の大戦に詳しい。遠距離通勤中。
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