「香川丸亀国際ハーフマラソン」(2日、香川県丸亀市)で、田原市を練習拠点とするトヨタ自動車の太田智樹選手が日本人で初めて1時間を切り、59分27秒の日本新記録で3位に入った。
太田選手は序盤から日本記録を大きく上回るペースの先頭集団についた。18㌔付近で海外勢からは遅れたものの、先に前に出た篠原倖太朗選手(駒澤大4年)の後ろについた。20㌔過ぎに抜き去り、日本人トップ争いを制した。
日本記録を33秒更新した太田選手は「15㌔まで余裕を持って走れたので、タイムは出ると思っていた。日本人で初めて60分を切れたのはこれからの自信になる」と振り返った。9月の世界陸上日本大会に向けて「パリ五輪ではけがをしてしまったので、しっかり万全の準備をしてトップの選手と勝負したい」とインタビューに答えた。
アレクサンダー・ムティソ選手(ケニア)が大会新記録の59分16秒で優勝した。4位の篠原選手も59分30秒の学生新記録だった。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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