プロバスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は1日、秋田市の「CNAアリーナ☆あきた」で秋田ノーザンハピネッツと対戦。安定した試合運びで終盤までに点差を広げ、105対75の大差で圧勝した。クラブの連勝記録を18に伸ばした。
第1クオーターで三遠は30対19と大きくリードしたが、課題だったリバウンドで苦戦した。中盤での接戦でリバウンドも修正され、第4Qでは再び30得点を挙げ、今季12回目の100点ゲームを記録した。
1月MVPのヤンテ・メイテン選手が23得点と12リバウンドとダブル・ダブルを達成。大浦颯太選手は、新人時代から三遠移籍までプレーした古巣相手に3点シュート4本を含む19得点で成長の跡を見せた。
日本代表主将の吉井裕鷹選手が欠場の中、特別指定選手で前日加入したばかりの筑波大学の浅井英矢選手(22)が、帯同初日でリーグデビューを果たした。浅井選手は197㌢、94㌔のスモールフォワード。高校時代から世代別日本代表の経験があり、大学では主将として昨年末のインカレにも出場した。
大野篤史ヘッドコーチ(HC)は「前半でオフェンスリバウンドを多く取られたが、後半はしっかりと修正できた。吉井選手が欠場の中、兪(龍海)選手や特別指定の浅井選手がしっかりと穴を埋めてくれた」と振り返った。浅井選手については「シュートは惜しくも決まらなかったが、ディフェンス面はしっかりとチームルー ルを理解してプレーしてくれた。 物怖じせず良いパフォーマンスだった」と評価した。
古巣相手に大活躍の大浦選手は「自分たちのペースでプレーする中でリバウンドを取られてしまい、突き放すべき時に得点差を広げられなかった。後半で修正できたが、今後はチェンピオンシップ(CS)を見据えた戦いで鍵となるプレーだ。第2戦で修正したい」と課題点を挙げた。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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