社会人サッカー大会「サウナピアCUP」の決勝がこのほど開催され、Jリーグで通算500試合の審判を務めた元プロレフェリーの村上伸次氏が主審を務めた。豊橋市神野新田町の「サウナピア」主催の大会。
村上氏は55歳。プロのレフェリーとして2008年から活動し、Jリーグの公式戦だけでなく、日本大学サッカー選手権大会、全国高校サッカー選手権、天皇杯など数々の日本サッカー界の重要な試合の主審を務めてきた言わば「レジェンド(伝説)」だ。
決勝は9日、豊橋総合スポーツ公園人工芝サッカー場であった。村上氏が主審を務め、PK戦の末、「FORZA GREAT」が優勝し、特典としてサウナピアから無料入場券が贈られた。
チームの神野達郎選手は「笛の音ひとつからまったく違いました。コミュニケーションも積極的にとってくれるので勉強になります。プロフェッショナルの基準でしっかり吹いてもらったので、緊張感を持ってプレーできました。貴重な経験をさせていただきましたし、本当に楽しかったです」と笑顔で話した。
サウナピアの犬飼智久社長は「伝説の審判が大会で笛を吹いてくれるなんて、身に余る光栄です。これからもサッカーなどスポーツを支援することで地域の元気を支えていきたいです」と語った。
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鎌倉市出身の45歳で四人の子育て真っ最中。NHK記者として11年仕事をしてきた。その後、豊橋に住んで今年で10年目。東三河地域でいまだ日の目を見ぬ素晴らしい取り組みをしている企業に東愛知新聞で光を当てることができるよう取材している。趣味はサッカーと筋トレ。
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