豊橋市は1日、2種類のネーミングライツパートナー(命名権所有団体)を募集すると発表した。市としては初の試み。
一つは10月上旬の開所を予定している「市動物愛護センター(仮称)」の内の猫モデルルームの命名権。もう一つは市内を走るコミュニティーバス。
動物愛護センターは 犬や猫、負傷した動物の受け入れる保護室や手術室のほか、動物愛護やしつけ方教室など啓発イベントなどができる多目的ホールで構成。「命を育む」「つなぐ」「守る」「支え合う」の四つのキーワードに対応した拠点機能を備え「人と動物が共生する住みよいまち豊橋」の実現を目指す。
猫モデルルームは家庭の居室をイメージした。猫の行動観察や適正な飼育などを指導でき、譲渡後の暮らしをイメージしやすくする。名古屋市動物愛護センターにも一般家庭のリビングのような「猫の室内飼養モデルルーム」がある。個人事業主を除く事業者が対象で、5年以上10年以内。希望金額は税込みで年間30万円以上。
また、愛護センターの愛称も募集する。こちらは誰でも応募できる。こども未来館「ここにこ」や市保健所・保健センター「ほいっぷ」などと同様、親しみやすい名前を求めている。
いずれも14日から5月30日までに申し込む。今月10日に市ホームページで詳細を公開する。
もう一つの命名権のコミュニティーバスは市内5路線のうち、東部地区の「東部東山線やまびこ号」▽北部地区の「柿の里バス」▽前芝地区の「しおかぜバス」▽川北地区の「かわきたバススマイル号」―が対象。柿の里バスが2台、ほかは1台で運行している。
法人格のある団体が対象で、期間は5年間。バスの車両後方窓枠とバス停のほか、車体シートやバス停掲示板、各地区のコミュニティーバスパンフレットなどに企業名などを冠した愛称を記載する。希望金額はバス1台で年間200万円。収益は運行に使う。
申し込みは申請書など必要書類を都市交通課に5月30日までに提出する。契約すると10月1日から名前などを掲示できる。
詳しくは市ホームページへ。
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1988年生まれ。三重県津市出身。
地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。
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