田原市の都築選手が女子日本代表 9月の世界サーフィン出場へ 「ロス五輪へ弾みにしたい」

2025/07/09 23:00(公開)
世界サーフィン選手権で初の日本代表となった都築選手㊨=田原市役所で

 田原市に住むプロサーファーの都築虹帆選手(22)が9日、市役所に山下政良市長を訪ね、9月5日にエルサルバドルで開幕する「世界サーフィン選手権」で初の日本代表「波乗りジャパン」の一員に選ばれた喜びなどを語った。

 

 昨年6月から今年3月までの世界サーフィンリーグアジア女子QSランキングでポイント首位となり、念願だった「波乗りジャパン」代表入りを決めた。女子はほかに都筑有夢路(24)、中塩佳那(21)の両選手も選ばれた。

 

 出身地の常滑市から田原市内へ移住して8年。2024年パリオリンピックではあと一歩で代表入りを逃した。当時は「バケツ一杯の涙が出るほど泣いた」という。悔しさをばねに、技量に磨きをかけ念願をかなえた。

 

 この日は8日届いたばかりの憧れの代表ユニフォーム姿で訪れた都築さんは「日の丸のワンポイントもあり、超かっこいい」と心境を語った。

 

 大会が開かれるバンクは2種類あり、沖まで10分かかる長い波や玉石を敷いたようなビーチが特徴だ。ボードのワックスが流れてしまうほど日差しが強いという。

 

 都築選手は「目標のロス五輪への選考が来年から本格化する。今回の代表入りは大きな前進。いい波をつかんで田原にメダルを持ち帰りたい」と意気込んだ。

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加藤広宣

愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。

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