【三遠ネオフェニックス】津屋選手らが浜松可美小でバスケ教室 「自ら進んだ道を突き詰めて」

2025/07/10 00:00(公開)
3点シュートを実演する津屋選手=浜松市立可美小学校で

 プロバスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」の津屋一球選手(27)と「SAN―ENアンバサダー」の鹿毛誠一郎さん(50)、岡田慎吾さん(41)の3人が9日、浜松市立可美小学校を訪問した。6年生125人を前に、プロの技を披露し交流を深めた。

 

 前半は津屋選手らによる講話があった。生まれつき難聴で、補聴器を付けて生活している。小さい頃は「プールの授業では補聴器を外さないといけないから声が聞こえにくくなる。皆と違うことがしんどかった」と振り返った。競技中も「周りの声が聞きづらかったり、接触プレーの際に補聴器が壊れたりした」と苦労を語った。それでも原動力になったのは「反骨心」で「友達よりも点を取りたい一心だった」と述べた。青森市出身で親元を離れ、洛南高校に進学。「自分で選択することが大事。好きなことに、とことん挑戦して」と呼び掛けた。

講話をする津屋選手

 後半のバスケ教室では、津屋選手は3点シュートを実演。子どもたちは美しいフォームとボールさばきに感動していた。その後、津屋選手らを相手に試合形式のゲームに挑戦。ディフェンスの合間を縫って果敢にシュートを打ち、ゴールが決まると歓声が上がった。

3点シュートを披露する津屋選手
試合形式のゲームをする津屋選手と子どもたち
子どもたちと交流する鹿毛さん

 浜松市の主催する「トップアスリート連携事業」の一環。8日には太田敦也さんらが浜松市立浜名小学校を訪れた。

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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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